ドバイにいるアラブ人男性は、とある理由で結婚式の当日になって婚約を取り消したといいます。
その理由とは、「婚約者にヒゲが生えていたから」。何とも信じがたい理由でした。
このアラブ人男性は婚約者と数回しか会ったことがないようで、
しかもイスラムの習わしで婚約者の女性はニカブという黒いベールを常に被らなければいけなかったため顔がよく見えず、
ヒゲが生えているのに気が付かなかったようです。
そして結婚式のときに誓いのキスをしようとしたところ、
ベールをめくったときにヒゲが生えているのに気が付いて騒動となりました。
アラブ人男性は花嫁にホルモン異常の検査を受けるように勧めましたが、
検査をしたところ花嫁にはホルモン異常がなく、正常な女性のホルモン反応が出たと言われています。
要するに、なぜ彼女にヒゲが生えているのかはよくわかりませんでした。
この件は最終的には法廷で争われたようで、
結果として結婚は無効となったのですが、男性がこれまでプレゼントしてきたものの賠償請求は無効になったようです。
甘い結婚のはずが、ヒゲのせいでなんとも後味の悪い結末に。
この女性が日本に住んでいてヒゲ脱毛のクリニックを知っていたら、
きっとこういった悲劇は避けられたに違いありません。