こんにちは、当サイトの管理人です。
いつも当サイトの読者さんから様々なご質問を頂いています。私では答えられない疑問や不明点も多いため病院に問い合わせしていたところ、「それならまとめてお答えしましょうか」ということで、今回は湘南美容外科(SBC)のS先生にお会いすることができました。
ヒゲ脱毛オタクを自認する管理人がヒゲ脱毛の医師にマニアックな質問をぶつけてきましたので、その模様をレポートします。
管理人:
院長先生、本日はよろしくお願いします。
S先生(以下院長):
こちらこそよろしくお願いします。私で答えられることであればいいのですが。
管理人:
早速ですが、先生はこれまでどれくらいの期間、脱毛をご担当されていらっしゃいますか?
院長:
2011年3月からで、ほぼ4年くらいです。脱毛は自分自身も治療してすごくよかったので、患者さんに強く勧めています。
管理人:
普段のお仕事の中で脱毛が占めている割合はどれくらいですか?
院長:
8~9割ぐらいですね。
来院数は勢い良く増えている
管理人:
ここ4年間のご経験で、脱毛希望の方は増えていますか?
院長:
増えていますね。4年で倍ぐらいにはなっていると思います。特に男性のヒゲ脱毛が圧倒的に増えてる印象ですね。
管理人:
どういう理由で増えているとお考えですか?
院長:
雑誌などの宣伝効果が出て、ヒゲ脱毛という手段がようやく世間に認知されてきたからじゃないでしょうか。
毎日剃っていると、ヒゲが濃い人はカミソリ負けして次の日の朝になっても治らない。それなのにまた剃ってしまって、悪循環で顔が真っ赤になると逆に悪い印象を与えてしまいますよね。特に営業職の方がそういう悩みを抱えていて、ヒゲ脱毛というものがあるんだ! と初めて知って来院されるケースが多い印象ですね。
管理人:
1日に来院される脱毛患者さんは何人くらいですか?
院長:
当院の場合、新規の方で毎日10~20人くらいです。継続して通われている方も併せると1日30~40人くらいは来てるはずです。1ヶ月で800~1000人。9割方がヒゲの脱毛ですね。
医師と看護師の役割分担は?
管理人:
先生は臨床で患者さんにどこまで関わっていますか?
院長:
カウンセリングと、初期の肌のチェックが中心ですね。初めてレーザー照射した方はテストして肌に問題がないか変化を見ます。あとは万が一ヤケド等のトラブルとかあればもちろんすぐ診察します。ほとんどないですけど。
管理人:
その後の施術は看護師さんが?
院長:
はい、私の監督下で看護師がやります。大手だとほとんどのクリニックがそうやっているはずだと思いますね。
レーザー脱毛の機材について
管理人:
湘南美容外科で導入している脱毛機材はどのようなもので、どういった特長や弱点がありますか?
院長:
キャンデラ社のアレキサンドライトレーザーです。基本的には、比較的浅い体毛に効きやすい。ヒゲですと、パワーを上げる必要がありますね。
管理人:
ということは、女性向けの機材なのですか?
院長:
いえ、男性でも問題ありません。まれにヒゲが抜けにくい人もいますが、これは機材というより個人差の方が大きいと思います。
管理人:
他の病院だとアレキ・ダイオード・YAGなどのレーザー機器を導入して、きめ細かい使い分けを売りにしているところもありますが、一台でも十分対応できるものですか?
院長:
基本的な脱毛効果に関しては全然問題ありません。ただし、アレキサンドライトだと日焼けの強い人は脱毛できません。YAGレーザーは日焼けのある人、地黒の人にも効きやすいんですよ。うちだとYAGがないので、日焼けしている人はもう少し肌のトーンが薄くなってから来てくださいという形にはなってしまいます。色黒な人はYAGを揃えている病院さんだと効果が出やすいかもしれませんね。
(中編に続きます)
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