日本ではなくイギリスの話です。
イギリスに住んでいる13歳の少年が
身だしなみに厳しいと言われるビード・アカデミーという学校に通っていたのですが、
ヒゲを伸ばしていることが校則違反とみなされ退学処分になってしまいました。
この少年はヒゲを伸ばしているのではなく剃れないということだったのですが、
剃れない理由として肌質の問題があり、
ヒゲを剃った後に毛穴が丘疹という炎症を引き起こしてしまうからです。
それに皮膚科の医師がヒゲを剃らないようにと指導したのですが、
学校側がこれを受け入れずに
他の皮膚科医や皮膚に関する専門家の診断を受けてくださいと言ったようです。
しかし停学を何回か受けた後で、最終的には風紀違反によって
退学処分にされてしまったのですが、
外部委員会や規律委員会でも学校側の意見を支持していたと言われています。
そしてこの少年の兄も同じ体質で炎症を引き起こしてしまうため
ヒゲをそらずに伸ばしていたのですが、
兄弟の両親は学校側の対応に呆れて兄は自主退学させたということです。
ひげ剃りが肌への負担になるなら
医療脱毛の治療をする選択肢もあったのではないかと思います。
この兄弟がヒゲによって一生苦しみ続けることのないよう願うばかりです。