口の周りやアゴに生えてくるヒゲは男性にしか生えてこないと思ってしまいますが、中国に住んでいる10代の女の子に男性並みのヒゲが生えてしまったケースがあります。
この女の子にヒゲが生えてしまった原因は、薬物治療による副作用によるもので、顔ばかりではなく体中に濃い毛が生えています。
女の子が患ってしまった病気は「再生不良性貧血」という難病で、薬物治療を行わなければすぐにでも死に至ってしまうというものです。
命をつなぎとめるためには薬を投与するしかなく、その副作用でヒゲが生えてしまうのは仕方が無い、といわれています。
少しかわいそうな話ですが、死んでしまわないためには頑張らなければいけないので、この子にはしっかり病気を治してもらいたいと思います。
一方、薬によってヒゲが生えるということは、逆にヒゲを薬によって抑制することもできるのではないか・・・と考える人もいるでしょう。
現在ヒゲ脱毛やヒゲの減毛に効果があると言われているのは男性ホルモンを抑制する薬です。
多くは個人輸入で海外から取り寄せる必要があります。
長期にわたって薬を飲み続ける必要があること、全身のホルモンバランスを崩すことでどんな副作用が出るかわからないこと、
またヒゲだけにピンポイントで効くというのはありえないことなどから、脱毛のために服薬するというのは少し怖いように思います。