A 皮膚の中に残ったヒゲの黒い色が透けて見えるからです。
みなさんは空の色がなぜ青いかご存知ですか?
宇宙の黒い色が透けて見えるから・・・ではありません。
太陽光に含まれる光の波長のうち、青い波長の光は大気圏の空気に反射しやすいため、青い光が空気中に拡散した結果として空が青く見えるのですね。
これはヒゲが青く見えるのとはまったく関係のない余談です。失礼しました。
本題ですが、ヒゲそりをしたあとでも皮膚の中にはヒゲの根本が残っていますね。
この残っているヒゲの根本が皮膚の色を通して透けて見えるために、本来は黒いはずのヒゲが青っぽく見えるのです。
青ひげの不潔感に悩む人は多く、特に女性から見た青ヒゲのイメージはあまり良くないのでそれを気にする男性もたくさんいます。
その根本的な対策はヒゲを脱毛で根こそぎ処理するか、日焼けをしてヒゲが目立たないようにするくらいしかありません。
が、ヒゲが青く見える人は必然的に色白です。元来が色黒で健康的な色をしているならそもそもヒゲが青く目立って気になるということはないはず。
青ひげに悩んでいる人は日焼けをしにくい体質、あるいは日に当たらない生活をしている場合が多いですから、これから日焼けをして下さいといっても難しいでしょう。
日焼けが無理でも、要するに皮膚の中に毛が残らない状態にすればいいわけですから、次に考えられる対策は「毛抜き」です。
一本一本丁寧にヒゲを抜いて少しでもツルツルに近づけようと涙ぐましい努力をされている男性は実に多いのですが、抜いた毛は当然また生えてきますので永遠のいたちごっこ。
お金はかかりませんが、時間と手間を考えるとなかなか大変です。
脱毛治療で毛根ごと破壊してしまえば毛根にはヒゲが残りませんので当然青みもなくなり、清潔感のある顔になります。