さて営業職のサラリーマンと同じくらいヒゲに神経を使っているのが、就活をしている学生さんではないでしょうか。
業種にもよると思いますが、普通にリクルートスーツを着て面接に臨むような企業であればまずヒゲは剃っていきますよね。
逆に就活でのヒゲが公然と許される業界ってなんでしょう? アパレル?美容業界?デザイン事務所?ガテン系の作業員?
どれも私にはとんとご縁のない方々なので実感がわきませんが、まあそういう業種は置いといて、いわゆるフツーの会社の場合を想像してみましょう。
(理由1)ヒゲは客観的な「落とす理由」になる
みんなが入りたがるような大企業・有名企業であれば、それこそ山のようなエントリーシートが送られてきます。
しかし採用されるのはほんの数人。倍率は数百倍~数千倍になることもありますね。
そういった場合、とにかく候補者を絞り込むために企業側はなんとかしてフェアな基準で学生を落とそうとしてきます。
採用担当者とはいえ勝手に個人の好き嫌いで落としたりなんてことはできませんから、他の人に説明できる明示的な理由で落とすことが求められます。
セミナーに遅刻してきた、書類に不備がある、説明会で居眠りをしている、服装に乱れがある、そして・・・ヒゲの剃り残しがある。
そんなくだらない事で、と思うでしょう。私もそう思います。
しかし実際のところ、リクルートが主導している採用選考というのは基本的に落とすためのプロセスです。
候補者の良いところを見つけて評価してあげよう、話をじっくり聞いて通してあげようという優しい思想ではなく、機械的に基準に当てはめてふるいにかけ、生き残った奴だけついてくればいいという考えです。
たかがヒゲの剃り残しですが、そんなどうでもいいことで人生が左右されてしまったのでは後悔してもしきれません。
(理由2)青ひげが自分の自信を奪う
「青ひげのせいで採用担当者の心象を損ねているのではないか?」という疑念も拭えません。
これは私自身が就活していた頃に感じていた不安ですが、例えば同程度のスペック(能力)を持った候補者が二人いてどちらか一人が採用になるという場面で、顔が明るく綺麗な肌をしている人と、青ひげとカミソリ負けで汚い顔の自分。見た目の印象が決め手になるというケースがないと言い切れるだろうか・・・? と。
見た目は人の内面の評価も左右する。これは事実です。「太っていると自己管理能力の欠如が疑われるため昇進させない」なんていうのはよく聞きますよね。
ただし問題は、実際に青ひげのせいで採用の合否が左右されているかどうかではありません。
合否が左右されているんじゃないかと?不安にさせられ、自分に自信が持てないことがマイナスなのです。
青ひげではない人が不合格なら理由は他にあるとわかりますが、青ひげの人が不合格になった場合、もしかして・・・?という不安がつきまといます。どんなに努力して面接で話しても、このヒゲがある限り結果は同じなんじゃないか?と。
そして本当の問題点や改善点がどこにあるかわからず悩み、元気がなくなって負けパターンにハマる。外見にコンプレックスのある人が陥りやすい典型的なケースと言えます。
(理由3)単純に時間と労力の節約
そこまで大げさに考えなくても、単に毎日きれいにヒゲを剃るのが面倒で時間もかかるから節約したほうがいいというのもあります。就活と学業の両立はなかなかハードなスケジュールですからね。「お金で時間と手間を省く」という感覚はこれから社会人になるとどんどん重要性を増してきます。今のうちから慣れ親しんでおくのもいいかもしれません。
病院でのレーザー脱毛は費用がそこそこ高く、全部ツルツルを目指すなら10万円以上が相場です。もうちょっと安くならないか?という点で考えてみると、次のような方法があります。
(対策1)部分的に脱毛する
いくつかのクリニックでは部位限定での治療メニューがあり、「鼻下だけ」とか「アゴのみ」といった治療が可能です。
3回くらい通ってレーザーを当てればヒゲは半減しますので、ツルツルではなくてもかなりシェービングが楽になります。
例)
イセアクリニック・・・鼻下(5回) 37,800円
湘南美容外科・・・鼻下・アゴ・アゴ下(回数制限なし) 64,800円~
(対策2)エステで一時的に除毛する
個人的にはエステの脱毛は永久的な効果がないのであまりおすすめしませんが、キャンペーンなどで初期費用が安いことがあります。
こういったものを上手に利用し、半年~1年くらい効果が続けば十分という気持ちでエステの脱毛を利用する手も考えられます。
ほとんどに人にとって新卒というカードは一生に一度しか使えません。どのような道を選ぶにせよ、後悔のない一年を過ごしてくださいね!
レーザー脱毛は一回では効果が薄いので、就活が本格化する前に始めて3ヶ月くらいは通っておく必要があります。行動はお早めに。
社会人になるとヒゲ脱毛に通う時間を捻出できない場合が考えられますので、融通のきく学生のうちにやっておくのはアリだと思いますよ。
迷ってるくらいならさっさとやってしまい、人生をガラッと変えてしまうことをお勧めします。
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