それでは佐藤さんお願いします!
施術担当者はどんな人でしたか? どういった印象を持ちましたか?
佐藤:私の施術担当の看護師さんは20代半ばくらい?という感じの若い方でした。話し方は穏やかで丁寧でしたので、受付のフレンドリーなお姉さんと話しているよりは、少しお医者さんに来た気持ちになりました(笑)
いろいろ細かい質問をした事についても、きちんと受け答えをしてくて安心感があります。
施術はどんなことをしましたか?
佐藤:カウンセリングが終わったところで、再度受付のお姉さんと最終的なプラン内容の確認と支払い手続きとなりました。所要時間5分くらいだったでしょうか。
それが終わってすぐ、先ほどカウンセリングをして頂いた看護師さんがやってきて、施術室に案内されました。
施術室の写真です。脱毛処理を行うレーザー照射の機械と、空気清浄機、横になる施術台があるのが目に入りました。
歯医者さんのような電動リクライニングの椅子をイメージしていたのですが、思った以上にシンプルです。
このあたりからなんとなく、お医者さんで注射をされる前のような緊張感を感じてきました。
■笑気麻酔
「ヒゲ脱毛はゴムをパチンとやったくらいの痛み…どころじゃないですよ。本当に痛いですから覚悟してください。」
…と、事前に脅かされていたので、一番痛いであろう初回は無理せずオプションサービスの「笑気麻酔」を使う事にしました。(通常3000円らしいのですが、今回の私はキャンペーン割引で2100円。)
この麻酔は鼻に管を入れて、吸っている間だけふんわりした気分になる軽いものです。
私は最初なかなかこの麻酔が実感できなかったので、看護師さんに「すみません、なんか全然変化がないんですけど…」と聞いてみました。すると「まず鼻からゆっくり吸って、いっぱい吸ってから肺で止めて、次に口からゆっくりと吐き切る。これを繰り返して下さい」…要するに深呼吸しろと言われたのでやってみると、2~3回やったところから急にフワッとして一気に酒に酔ったような感覚になります。
それで「効いてきました」と伝えたところから、ヒゲ脱毛の施術がはじまりました。
■テスト照射と医師のチェック
「まずはアゴに2発テストします。」という言葉から、パチン、パチン、と2発。痛みは思ってた感覚と違いますが…あんまり痛くないですね。すでに麻酔が効いているからなのかな~?
テスト照射後の肌の状態をお医者さんが確認し、問題なしとのことで本番スタートです。
■スピーディな照射
最初はアゴ部分から。パチン、パチン、パチン、パチン、と、次々に高速でレーザー照射がされていきます。
リズミカルに繰り返されていくので、自然に私も1、2、3、4…と一緒になって数えていたのですが、この1発は1秒かかっていないくらいで動いていて、本当に早いですね。昔使った事のある、家庭用脱毛機なんか話にならないスピードです。(ほんと、あんなもの買わなけりゃよかった…。)
事前に痛みへの覚悟ができていたせいか、この連発のレーザー照射も、冷たいガスの噴射をプシュプシュされている程度にしか感じませんでした。もちろん、全く痛みがないという事ではなくて、ところどころは、パチン!チクッ!という感じの痛みはあります。
■鼻下の照射
アゴ下から口周りまであっという間に終わりました。
「全然痛くないわけではないけど、思ってたより平気だ~」と気持ちが楽になり、次は鼻下の照射。この鼻下は、鼻に入れている笑気麻酔の管を抜かなければできないので、これを抜いてからの施術です。
「うっ、鼻下はさすがにちょいと痛いな…これ級の痛みが5~10分とか連続だと、それはさすがにキツイかも…」
笑気麻酔は吸わなくなるとすぐ切れるので、途端に痛みがリアルになります。鼻下のヒゲは毛が太く、仮に笑気麻酔がちゃんと効いていたとしても痛いのかもしれません。
まあこの鼻下についても、範囲も狭くて3~4発だけなので、手のひらに汗を握って必死のガマンをするような事までにはなりませんでした。鼻下が終わって本日のヒゲ脱毛レーザー照射は終了。
■施術後のケア
ここからは、保冷ジェルのようなもので施術した箇所をしばらく覆って冷やすのみです。
そして冷やした後には、ジェルのような少しヌルっとしたお薬を塗られて、これにて完了でした。
うん、思った以上の早さ。ほんとに少々あっけなく感じるレベルです。10分?15分?そんな程度です。
私がこのヒゲ脱毛の施術が終わった直後に自分のiPhoneで撮ってみた写真です。ほとんど赤味などがなく、施術を受ける前と全然違いを感じません。
■痛みについて
私の場合は、痛みが我慢できないとか脂汗をかきながら必死にこらえるというほどではありませんでした。個人差があるのでしょうね。
私が施術を受けた部屋は厳密には個室ではなく、保健室のように隣のベッドとカーテンで仕切られていました。そちらの患者さんの会話も聞こえて来るのですが相当に痛かったらしく、テスト照射の後で「えっ…すみません、これが10分とか続くって事ですか…?ちょっとヤバいかもしれません。」と弱音を吐いていました。
そして看護師の方と照射するレーザーの出力を下げた場合にはどうなるのか?という話をしていました。テスト時のアゴへの2発は笑気麻酔無しでやるので、もしかすると笑気麻酔さえすれば平気で耐えられるのかもしれませんけどね。
私は体質的に痛みが少ないタイプに分類されるんでしょうかね。とりあえず一番痛いとされる初回のヒゲ脱毛の施術において、耐えられる範囲の痛みでしたので、とりあえずホッとしました。次回からは笑気麻酔なしで受けようと思います。
ですが「痛みが弱い = 毛根が受けたダメージも弱い」という事で、もしかすると人よりも効果が出てくるのが遅いのでは?という不安もちょっとありますね。
■笑気麻酔について
歯医者さんの麻酔のように、感覚が完全に麻痺するような強い効果ではありません。痛みや感覚が全然なくなるというものではないですね。
私が感じた感覚としては「酔っ払っている」状態が近いのではないかと思います。「痛みが弱くなる」というよりも「思考がぼんやりといい加減になる」という感じが近いですね。飲み屋で酔っぱらいながらトイレに行って、扉でちょっと頭をぶつけても、そんな事は別に気にもならず、何でか意味もなく笑ってしまう…みたいな感じでしょうか(笑)
ですから、あまりに痛みが強くて意識が集中してしまうと目が覚めてしまい、効果が薄いのでは?とも思いました。
下の施術前の写真を見ていただいて、自分はこれよりヒゲが薄いと感じる方であれば、おそらく麻酔は不要かと思います。私以上に濃いと思う方は、初回だけ試してみても良いのではないでしょうか。
また長くなったので、もうちょっとだけ続きます!
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