最近寝ても覚めてもヒゲのことばかり考えている管理人です。皆さんこんにちは。
前回の記事の続きで、イセアクリニックでのカウンセリングのレポートになります。
松本院長、引き続きよろしくお願いします。
4)エステとクリニックの違いは何か?
クリニックの医療レーザー脱毛とエステのフラッシュ脱毛(光脱毛)で使っている機器の原理は全く同じで、違うのは出力のみだそうです。
先生ははっきり「エステの光脱毛は永久脱毛の効果は全くありません」と仰いました。
フラッシュで毛が焼けるので一時的な脱毛効果はありますが、「永久的に毛根を破壊してしまう」ことは医療行為となるため、エステでは法律上の制限から永久に細胞を殺して毛が生えてこないようにするといった処置はそもそも行うことが禁じられているのです。
もし本当に効果のあるレーザー永久脱毛を行っているエステがあるとしたら、それは医師法違反ですので営業を続けていくことは困難でしょう。2012年の春に摘発されて廃業したドクタータカハシがその例ですね。
なのでエステで「永久脱毛」というのは理屈上ありえないことで、もし永久効果を実現するとしたらエステに永久に通い続ける必要があります。通っている間だけはツルツルになれるかもしれませんが、費用や手間は大変なものになりそうです。
エステでできるのは一時的に毛を減らす「制毛」「除毛」のみ。
今はそのあたりがうるさくなって、永久脱毛という謳い文句をエステでは使わなくなってきているそうです。そう言われて色々なエステのヒゲ脱毛サイトを見て回ったのですが、確かに効果の永続性についてはどこも触れていません。要するに、一時的な脱毛効果しかないと思われます。
その分一回あたりの費用が安いのがエステですが、何度通っても本当の「永久脱毛」とは程遠い結果になるというわけです。
逆に、費用負担を抑えつつちょっとヒゲを薄くできればいいや、というニーズの人はエステの方がいいかもしれません。
5)化粧品の追加セールスはあるか
以前私が神奈川クリニックに通ったときは、「肌のダメージを回復させるために」と高価な化粧品を勧められました。化粧水、保湿ジェル、日焼け止めの乳液のセットで15,000円程度だったと記憶しています。これを2ヶ月くらいで使いきりながら買って下さいと言われました。
勧められたというよりほぼ強制されていた感じでしたが、松本先生によると専用の化粧品は必要ないのでイセアでは一切売っていないそうです。かなり力を込めて「まっっったく必要ありませんね!」と断言して頂きました。
保湿や肌のケアは普段通りに行っていれば特に問題なく、万一ヤケドなどが出てしまった場合は医薬品を無料で処方するとのことでした。
当時の神奈川クリニック(今の神奈川クリニックとは別)は自社ブランドである「ドクターカナコ」の化粧品を売り出しており、おそらく院ごとに販売ノルマなどが課せられていたのでしょうね。しつこく勧められたのを覚えています。私は神奈川クリニックの治療は概ね満足でしたが、この点だけは不愉快でした。ちなみにドクターカナコは平成22年に破産しています。
専用の化粧品は一切不要
松本先生も独立開業される前は神奈川クリニックに在籍されていたそうですが、役に立たない化粧品を売りつける商法には疑問を持っていらしたようで、当時から本部の方針に反して化粧品は勧めなかったと仰っていました。
脱毛料金として明示されている以外の追加費用は任意で使う麻酔のみで、他のセールスを行うことはないと明言して頂きましたので安心ですね。
この点、脱毛エステでは強引なセールスも不安のひとつです。
次回へ続きます
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