前回の記事の続きなので、まだお読みでない方はそちらから読み進めて下さるようお願いします。
~前回までのあらすじ~
5年前にヒゲをレーザー脱毛した管理人だが、数年たって徐々にヒゲが再生してきた。
ツルツルの快適な生活をふたたび取り戻すため、東京イセアクリニックでのレーザー脱毛治療を受けることに決めた管理人。
詳しいカウンセリングの後、実際に治療を予約して銀座院へ出向いた彼はレーザー治療に伴う痛みに腰が引けていた。
そこで今回はわざわざ別料金まで払って吸入式のガス麻酔を試してみたのだが…?
麻酔の効果は…あれ? 普通に痛い!?
笑気麻酔が十分に効いた頃を見計らい、テスト照射を3発行います。
ピッ。ピッ。ピッ。(レーザー機器が発する電子音)
…あれ!? 痛いぞ!?
これは予想外。意外と普通に痛いです。確かにドクターと看護師さん2人にそれぞれ伺ったところ、
「痛いけどどうでもよくなる」
「痛みがなくなるというより痛みをごまかす」
「痛みを楽しめる精神状態へ持っていく」
など、「痛いことは痛いですけどね~」といったニュアンスのお答えでしたが…こういうことでしたか。麻酔使っても結構痛いですね…。
私は過去に10回の照射を乗り越えた経験と自信(?)があるので「まあ前回もこんなもんだったよねハハハ」とやせ我慢で乗り切りましたが、初体験だと脂汗が出てもおかしくありません。
痛みについては個人差も大きいと思いますので、もっと気持ちよくなって痛くない人もいるのかもしれませんが、私の場合は麻酔で痛みがゼロになるわけではありませんでした。むしろ自前でお酒を飲んでベロベロの状態で受診した方がいいかも? と思ったりして。(※もちろん酩酊状態での受診はやめてください)
看護師さんによると笑気ガスは吸入をやめるとすぐに醒める麻酔だそうで、痛くても呼吸を止めずに鼻から深呼吸を続けて下さいという指示でしたが、これがなかなか難しいです。人間は痛みを我慢するときは体を硬くして息を止めますよね。それに反して深呼吸してリラックスした状態で痛い照射を受け続けるというのは結構大変だと思います。
個人的には、次からは麻酔がなくてもいいかなあと感じました。自信のない人はお守り程度にはなると思いますので、カウンセリングで相談してみてください。別料金です。
最大出力でのレーザー照射
照射テストの結果は…
「問題なさそうなので一番強いレーザーでやります」
やはり…。肌に問題ないのを喜ぶべきなのでしょうが、その分痛いという意味なので複雑な気持ちです。
看護師さんは手馴れた様子でアゴ下、アゴ、ほほ、鼻下と順番にヒゲを焼き払って行きます。作業のスピードはかなり速いです。
記憶にある5年前の治療は「ピッ…ピッ…ピッ…」という感じでしたが、今回は「ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ」といったペース。レーザーが発射されるたびに「ジッ」というヒゲが焼ける音が聞こえます。骨伝導で自分にだけ響いているのかと思ったら看護師さんにも聞こえているそうで、「かなりいい音してますね~w これだけ焼けてると相当痛いんじゃないですか?」ときかれました。はい、痛いです…。
顔全体へレーザーを当てて15分くらいでしょうか。「はい、終わりです~」の一言の嬉しさ。
その後、焼けて飛び出しているヒゲの残りカスを看護師さんが毛抜きで取ってくれます。毛根が焼けたヒゲは抵抗なくスルッと抜けるので、そういったものは取ってしまってもいいそうです(※)。根が残っているものを抜くと次回以降の治療の効果が下がるのでNG。(※後日、別の病院で「化膿するし毛が途中で切れると良くないので抜かないほうがいい」と言われました。)
鏡を見て肌の状態を確認します。毛穴の部分が小さく盛り上がり、顔中がじんましんか鳥肌のようにボコボコしていて思春期のにきび肌のようです。プツプツとゴマのように黒くなったヒゲの焼け残りが目に付きますね。
照射後に治療室で撮影。全体的に赤くなっているのと、ところどころに黒いヒゲの燃えカスが見えます。
まだ顔がほてって日焼けのようにヒリヒリしますが、1時間もすれば治まりました。
次の写真は当日の朝に自宅で撮った、照射前の様子です。
この時点ではまだそれほど違いがわかりません。脱毛治療は時間がかかります。
照射のあとは
照射が終わったあとは、炎症止めのステロイド軟膏をもらいます。赤みが引かない時やプツプツと毛嚢炎(もうのうえん)が出た時に塗るものですね。
このクリームの料金は治療代に含まれています。
照射後の注意事項の紙をもらい、また新しい診察券が発行されました。カウンセリング後に渡されたものは紙のペラい診察券でしたが、本治療が始まるとちゃんとしたものに切り替えされるようです。家電量販店でよくあるリライタブルのポイントカードでした。
診察券・兼イセアのポイントカード。現金払いの5%、クレカ払いの3%がポイントになり、1ポイント1円として次回以降使えるそうです。
ただし脱毛コース料金を一括で払うと「次回」の支払いは当分ないのですが…。
コースで終わらずにオプショナルの照射をする時には使えそうだと思ったのですが、有効期限は半年間。これでは活用するのは難しそうですね。あまりあてにはできません。
もちろん、ヒゲ脱毛以外の治療を受けたいという時には利用できますね。
注意事項を書いた紙。印刷がうすいので書き起こします。
- シャワーは照射当日より可能です。照射部位はナイロンタオルやボディブラシなどでこすらずに、手やタオルなどでやさしく洗い流す程度にしてください。またぬるめのお湯を使用するようにしてください。
- 入浴(湯船に入る)プール・温泉・汗をかくような激しいスポーツなどは、赤みが引いてからにしてください。
- 照射部位には、赤みやヒリヒリ感が出ることがありますが、通常2~3日で治まります。赤みやヒリヒリ感が治まるまで、お渡しした炎症止めの軟膏(クリーム)を、照射部位に1日1~2回薄く塗布して下さい。万が一、強い赤みやヒリヒリ感、湿疹、かゆみや痛み、水ぶくれなどの症状がありましたらすぐにご連絡下さい。
- 治療期間中は、照射部位の日焼けをしないよう十分ご注意下さい。照射部位には外出時必ず日焼け止めをご使用下さい。万が一、日焼けをしてしまった場合には照射できない場合がございますので、必ずスタッフにご相談下さい。
- 主に男性のヒゲ脱毛の場合など、照射後に毛嚢炎(ニキビのように毛穴の周囲に赤み・腫れ・膿疱などの炎症が起こること)が発生することがございます。お渡しした軟膏を塗布しても症状が改善しない場合はご連絡下さい。
- 照射の間隔は、顔が4~6週間隔・身体が8~10週間隔になります。
- 照射後は乾燥しやすくなりますので、保湿剤などで保湿をするようにして下さい。
- 照射部位のムダ毛は赤みが消えてからカミソリなどで剃っていただいても構いません。また根のない毛は抜いても構いませんが根のある毛は抜かないように注意して下さい。
- 女性の方でプラン継続中にご妊娠がわかった場合は、安全のため一時照射を中断し、出産後に照射を再開させていただきます。
- レーザー脱毛は効果に非常に個人差がでます。プラン終了後に更に効果を希望される場合は2クール目、または1回プランやスポット照射をご利用ください。
ご不明な点やご心配なことなどがございましたら、下記連絡先までお問い合わせください。東京イセアクリニック
一回目の照射を終えて~痛いものは痛い~
5年ぶりとなるひげのレーザー脱毛でしたが、やはり痛いものは痛いということが文字通り痛いほどわかりました。麻酔もそこまで過信できません。
これを「痛みは大したことないから大丈夫ですよ~^^」なんて宣伝してるサイトは嘘つきですね。あるいはそもそもヒゲが薄かったり、レーザーの出力を弱くして効果が薄い状態で治療している人の例かもしれません。
イセアクリニックの公式サイトのQ&Aを見てみたら、ちゃんと同じようなことが書いてありました。
「 人によっては脂汗が出る程です」と、しっかり脅してありました。このように正直に情報開示している病院は信用できそうです。
照射の間、ジュッジュッと自分のヒゲの焼ける音と焦げ臭さを感じながら「ああ、早く終わって欲しい…」と歯を食いしばって耐えている私の脳裏をよぎったのは、「レーザーの痛みよりも、ヒゲにコンプレックスを抱えた心の痛みのほうがよっぽど大きい」という、かつて某掲示板サイトで見知らぬ誰かが書き込んだ一言でした。私は根性なしで辛いことが嫌いですから、あの言葉がなければ音を上げてしまったかもしれません。
今これを読んでいる皆さんの中にも、これから実際に治療を受ける方がいるでしょう。そして初めての照射でレーザーの痛さに青ざめると思いますが、その時にこのサイトにそんなことが書いてあったなと思いだしてください。顔が痛いのはほんの数分です。逃げたらヒゲによって続く悩みは一生ものです。
いずれは解決したいと思っている悩みなら、1日でも早く終わった方がいいに決まっていると思いませんか?
脱毛治療は1回では終わりません。最低半年、長いと数年がかりです。私はこのサイトで何度でも同じ事を言うつもりです。
今ヒゲ脱毛せずに、いつやるんですか?
クリニックをメールで予約して、無料のカウンセリングでヒゲの悩みを打ち明けてみましょうよ。そこからが新しい人生の始まりです。
ヒゲで悩んでいたり脱毛治療を迷っている人全員に、ヒゲから解放された暮らしの素晴らしさを味わって欲しいと願っています。
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