その間の肌の様子を振り返ってみましょう。
レーザーを当てて11日後の様子
まずは照射後11日間でどのくらい変わったのか比較してみます。
全体的にヒゲの青みがなくなっているのがわかりますね。洗顔時に白いタオルで顔をふくと、ヒゲが抜け落ちてタオルに付着しています。
ポツポツと赤く見えるのは毛嚢炎(もうのうえん)です。脱毛した毛穴に触れることで菌が入って炎症を起こします。見た目はニキビとあまり変わりません。
筆者は肌が弱くて虫刺されなどもハデに化膿するタイプなので、毛嚢炎も多くできて長引いています。クリニックでもらった化膿止めの軟膏を塗り、自前のビタミン剤を飲んでいます。
レーザー照射から11日目までの観察日記
↑4日後。ヒゲの焼け残りがまだまだ残っていますが、シェーバーでは上手く剃れません。いわゆる泥棒ヒゲの状態。
↑5日後。毛嚢炎が赤く腫れてきました。
↑6日後。ヒゲの焼け残りはポロポロと抜け続けています
↑7日後。顔の下半分がとてもかゆいです。寝ている間に爪でかいてしまっているらしく、起きると毛嚢炎が破れて血がこびりついていたりします。雑菌が入るのを防ぐためにマスクをして寝たほうがいいかも・・・。
↑8日目。新たな毛嚢炎が発生。軟膏を塗っていますが治りは遅いですね。これくらい化膿すると、飲食業や接客業などの方はマスクをした方がよいでしょう。
↑9日目。ヒゲの焼け残りはどんどん抜けていますが、赤みが目立つのでまだスッキリ感がありません。
↑10日目。9日目からあまり変化なし
↑11日目。早く毛嚢炎がなくなって赤みがひいて欲しいですね。
ヒゲの焼け残りはもうそれほど目立ちません。指で触れただけでポロポロと落ちてくることもありますが、そうやって触れるから炎症になるのだと思います。
今回イセアクリニックではレーザー照射直後に看護師さんがある程度目立つ焼け残りを毛抜きで処理してくれて、「根のない毛は抜いてもいいですよ」と教わったので自分でもちょこちょこ毛抜を使ってみましたが、おそらくこのために雑菌が入りこれだけ腫れてしまったのではないでしょうか。
(追記 湘南美容外科でドクターにお話を伺ったところ、やはり焼け残りを抜いたり触ったりしないほうがよいとのことでした)
なお、私自身は極端に肌が弱くて化膿しやすい体質であることを重ねて強調しておきます。蚊に刺されただけですごく腫れていつも夏は苦労しています。指を刺されると手がソフトボールみたいに膨れる…。日焼け止めも赤ちゃん用のSPF15+とかで無添加のものを使ってます。普通の人ならここまで毛嚢炎が酷くならないですよ。
読者さんのレポートを見ていてもこんな風に腫れてるのは私だけです。体質の問題が大きそうですね。
(2015.1 追記)後遺症はある?
読者さんから、「これだけ肌が汚くなって後遺症が残ったりしないのか?」という質問のお便りを頂きました。論より証拠ということで今の様子をお見せしますね。
(2014.12 レポート執筆から約2年経過)
あれだけブツブツしていた状態が嘘みたいでしょう? 薬塗ってケアしていれば別に心配いりませんよ! 初対面の人からはよく「肌がキレイでうらやましい」と言われます。脱毛すると毛穴が閉じて肌が引き締まるらしいですね。
続き→ 経過写真(3)
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