毎度おなじみ管理人です。いつもたくさんのアクセスありがとうございます。
熱心に読んでくださる方が多いので、それだけヒゲに関して悩んでいるのだろうな~と思います。
レーザー脱毛経験者としては、皆さんには1日でも早く快適なノーヒゲライフを手に入れて欲しいです。
さて、前回の記事では私が初めてイセアクリニックに行った時の様子、受付からカウンセリング前までの流れをご紹介しました。
今回はいよいよイセアクリニックの総院長・松本先生に根掘り葉掘り1時間近く質問した内容をお伝えしていきたいと思います。
松本院長、よろしくお願いします。
質問した項目は以下のとおりです
1)以前医療レーザー脱毛をしたのになぜまた生えてくるのか?
2)つるつるを維持するにはどのくらいのペースで通えばいいのか?
3)5回コースのあと何回くらい通う必要があるのか?
4)エステとクリニックの違いは何か?
5)皮膚のケアのために化粧品を勧められることはあるか?
6)1回の治療時間はどれくらいか?
7)麻酔の効果はどういったものか?
このページの目次
1)以前医療レーザー脱毛をしたのになぜまた生えてくるのか?
これは今回私がもっともハッキリさせたかった部分です。
クリニックやエステのサイトを見ても「永久的に脱毛効果があります」というような謳い文句が踊っていますが、実際に1年間かけて医療レーザー脱毛をおこなった私が5年経過後にヒゲが再生しているのは事実であり、このまま放っておいたらまたあの汚いヒゲ面に戻ってしまうのでは・・・という不安を感じていましたので、今回改めてお話を聞いてきました。
先生が仰るには、レーザー治療後にヒゲが再生するのは「自然治癒能力」と「毛周期」が複合的に組み合わさって起こる現象だそうです。
なぜヒゲが再生するか
実は、レーザーによって熱変性を加えた毛根は大きく3つの状態に分けられます。
簡単なレーザー脱毛のしくみ。大宮中央クリニックのサイトから引用。
このあと毛根は3つの状態に分かれます。
(1)細胞が破壊され毛根は二度と再生しない
(2)毛は抜けるものの毛の再生部は破壊されておらず休眠期に入る
(3)あまりダメージを受けておらず毛もすぐ再生する
理論上、すべての毛根を(1)の状態にすることで永久に再生しないツルツルの肌を手に入れることは可能で、そうなった後はもう毛は再生しません。
が、実際は(2)と(3)のものも多く、何度もレーザー照射を繰り返すことで主に(3)の状態のものを根こそぎ焼き尽くしていくケースが多いのだそうです。
問題なのは(2)の状態で、毛は抜けて毛根が破壊されたように見えますが実は完全破壊まで至っておらず、その後しばらく休眠状態に入ってしまった毛根。これが年単位で時間をかけて治癒して復活する場合が少なからずあり、それが今回の私のように「ヒゲが再生した」ように見える原因だというのです。
つまり簡単にいうと私のヒゲが再生した原因は「完全に殺せていなかった細胞が長期休暇を取ってまた起きてきた」ということになります。
実はよくわかっていない毛周期
毛根から毛が活発に生えたり逆に毛が生えず眠っていたりするサイクルを毛周期と言いますが、実は最近の研究によると毛周期というのは個人差がかなり大きく、通常のクリニックで言われる4週間や6週間というような治療間隔は便宜上決めているだけで、必ずしも各個人の毛周期にマッチしているとは限らないのだそうです。
↑毛周期の考え方。横浜中央クリニックのサイトより引用
この問題を解消するために、イセアクリニックでは最初の数回のレーザー照射で大きく毛を減らしたあと、ツルツルを目指す人にはなるべく長い間隔(数ヶ月以上)をあけて通院してもらっているそうです。
休眠期にある毛が起きてくるまで半年~1年程度間隔を空け、出来る限り多くの毛が起きている状態でレーザーを当てることで少ない治療回数で効率よく毛根を焼いていくための工夫です。
私自身経験があるのでわかるのですが、脱毛希望者は最初とにかくヒゲをなくしたいために、出来る限り間隔を短くして最短のスケジュールでヒゲを焼きたいと考えます。しかしこれだと実は却って効率がよくないというわけです。
ヒゲが起きて生えそろうのを待って、溜めて溜めて一気に焼く、これを繰り返すことで再生しにくい脱毛ができるということなんですね。
私のヒゲが再生したのは、一度は毛が焼けたものの完全な破壊を逃れた毛根が時間をかけて復活してきたため、また速いペースで治療を行い、毛周期のサイクルを拾いきれずに毛根が残ってしまったことも原因と思われます。
2)つるつるを維持するためにどのくらいのペースで通えばいいか?
焦らず間隔を空けて
ここでカウンセリング前にお話しした看護師さんが呼ばれました。彼の場合は最初の3回は月1度、その後は3~6ヶ月(ヒゲの伸びが気になったら)に1度、いちどツルツルになったら年に一度ペースで、5年間ツルツルを維持しているとのことです。
トータルでの照射回数は私の10回より少ないくらいらしいので、間隔を空けて続けるという理屈にも納得感があります。
一日も早くツルツルにしたいという気持ちは私も痛いほどわかりますが、3回程度レーザーを当てるとヒゲは目に見えて薄くなります。数ヶ月のうちに「ヒゲの濃い人」から「普通の人」くらいには間違いなく変貌していますので、その頃にはコンプレックスはだいぶ和らいでいてヒゲソリの負担も減っていると思います。
そこからツルツルにするまで少し時間がかかっても致命的な問題にはならないのではないでしょうか。
3)5回コースの後はどの程度通えばいいか
もしヒゲが伸びて気になったら年に一度
ひととおりコースが終わった後、もしもヒゲが再生して気になったら年一度くらい当てれば万全です。
とはいえ治療前のヒゲが完全に再生するということはなく、おそらくコース治療の後に休眠期を経て戻ってくるヒゲは治療前の1~2割程度ではないか、と先生は仰っていました。
それも多くの毛根はレーザーによってダメージを受け元気がなく、以前のような固く太い毛ではなく柔らかく細い毛がなんとか生えてくるという感じです。確かに今の私もそういう状態です。
「ツルツル状態」と「少しでも生えている状態」との差は大きいので、心情的には「またヒゲが再生しちゃった!!」というイメージが強くなりますが、以前のように生活に支障をきたすレベルまで再生することは考えにくいので、ぶっちゃけツルツルでなく薄くなった状態で満足できるなら5回で十分すぎると言われました。
管理人としてもこれには納得で、昔レーザーでヒゲを焼いた部分が完全に再生するのではないか?という不安から今回カウンセリングを受けましたが、今以上には濃くならないと太鼓判を押してもらえるなら別にこれ以上無理してツルツルにしなくてもいいのかな、とも思いました。
書いているとどんどん長くなるので次回に続きます。
↑詳しい解説やQ&A、体験談も多く載っています。
一度目を通して軽く予習してからカウンセリングを受けると、先生のお話がすごくよく分かると思います。
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